受験が終わった日の話
おはようございます。ZOMと申します。
私は、一年前に大学受験があり、無事に合格しました。その際に、自分の行動記録用として日記をつけていたのですが、今日、その日記を見返していたときに、受験が終わった日のことを思い出しました。今日は受験が終わった日のことを日記を参考に思い出してみたいと思います。
今日は受験の最終日だ。
今日受験する大学は滑り止めで、全くやる気がない。
本命の大学は数日前に終わっているのだ。
全くもってめんどくさい。
だが、これで全てが終わる。
今まで我慢してきた勉強も終わりだ。
これが終わったらしたいことをするんだ。
これ以上辛いことなんてないんだ。
そして会場へと向かう。
試験が始まった。
全部の教科で、半分くらいの時間で解き終わる。解き終わって暇な時間でその教科について振り返る。
「あの先生の授業は面白くなかったな。」
とか、
「二度とこんな教科は勉強するもんか。」
など、半分くらいは怒りの感情、もう半分は、これで終わりだという安堵感。
そして、全教科の試験が終わる。
心の中で、
「はあああーーー。やっと終わったーーーーーー。」
と叫んだ。
嬉しさでだいぶ表情が綻んでいたと思う。
受験期間中、やりたいことリストを作成しており、やりたいことをやっとできると思った。
満面の笑みで家に帰り、何をしようかと考えた。
だが、することが何にもなかった。
確かにやりたいことリストを作ったのだが、今、できることはなかったのだ。
冷静になって考えると、あの状況だったからしたいと思ったが、よく考えるとそうでもないことばかりが書いてあった。
それだけではなく、気力がなかった。
なんというか、
「燃え尽きた」のである。
毎日、義務感でしていた勉強を急にする必要がなくなり、いわば人生に目標がなくなったのである。
勉強は嫌いだが、なくなってしまうと暇だ。
とりあえずYouTubeを見たが、しばらくして飽きた。
その後、深い眠りについた。
ー翌日。
朝起きると、手には自由があった。だが、目標がなくなっていた。
皮肉なことに、自由を求めて勉強したが、自由になってもすることがなかった。
なんのために勉強してきたのだろう。頭の中で結論の出ない自己問答を繰り返す。
しばらくして考えるのをやめた。
END
おわりに
教科書は、家に帰って少し経った後、捨てに行きました。受験が終わると、清々しさと共に虚無感が襲ってきました。明確な趣味がなかった私にとって、暇な時間は苦痛でした。やりたいことリストは作っていましたが、どれも金がかかることだったので、もはや意味をなしていませんでした。皆さんも、趣味を見つけたりして、やりたいことを見つけてみてください。
今日はこれでおわります。ありがとうございました。
投稿 2020年6月12日
修正 2020年9月24日