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【感想】ラップスタア誕生2020 「Final STAGE」

おはようございます。ZOMと申します。

 

今日は「ラップスタア誕生!」2020 Final STAGEの感想を書きたいと思います。過去のSTAGEについては、下記の記事でまとめています。

 

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ラップスタア誕生 公式Twitter

 

目次

 

 

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Final STAGE 概要

Final STAGEは、ライブ形式で行われますが、今回はコロナの影響で無観客ライブとなっています。審査は楽曲部門とパフォーマンス部門の2つの合計ポイントを競い、合計ポイントが一番高かった人が優勝となります。使用する楽曲は、4th STAGEで作った曲である必要はなく、好きなTRACKで新曲を作ることができます。順番はランダムで決められます。

 

順番

1人目 noma

2人目 麻凛亜女

3人目 week dudus

4人目 ralph

5人目 Itaq

 

noma

1曲目 「Can Anyone Hear Me?」TRACK:Yung Xansei

2曲目 「シャワー」TRACK:STUTS

 

1人目はnoma3rd STAGEでは1位通過し、4th STAGEではSATORUとの対決を制しました。変わらずビジュアルがとてもカッコよく、とても絵になります。声の出し方が多彩で聴いていて飽きません。1曲目では圧倒的なスキルを示しました。 3rd STAGEでは削っていた部分のリリックを増やしたりして、若干のアレンジを加えていました。

 

2曲目に入る前のMCでnomaは、「くだらない。くだらないっすね。茶番はもうやめませんか?」と、これだけ広い会場を借りて客を1人も入れられないことに対して不満を叫び、コロナ禍の現状に対しての苛立ちをぶつけていました。

その後、「熱くなりすぎました。ちょっと頭冷やします。」と言い、2曲目に入りました。2曲目では4th STAGEでの曲を披露しました。新たに書き下ろされたリリックでは、親についてのリリックがありました。

 

”頼んで生まれてきたやつは1人もいないけど 

今でもやり直せるなら 

感謝できるような親のもとに 

親に感謝できるような子供に”

 

途中、感情を剥き出しにして叫ぶ部分があり、気迫を感じました。

パフォーマンス終了後に審査員のAnarchyは、「くだらないっていうのは誰に言ってんの?茶番に出てきたのはお前やろ?」とキレていました。

 

個人的には、途中のMCは微妙だったと思います。頭を冷やすために「シャワー」という曲を歌うという流れは良かったと思いますが、喋り方が教師みたいでなんだかあまり響きませんでした。しかし、曲に関してはとても気合が入っていてカッコ良かったと思います。

 

麻凛亜女

1曲目 「STFU」TRACK:Yung Xansei

2曲目 「New Days」TRACK:GeG

 

2人目は麻凜亜女3rd STAGEでは6位通過し、4th STAGEではYarchとの対決を制しました。SEEDAに英語の浅さを指摘されていましたが、英語をたくさん使うことでスタイルを貫き通しました。2曲目のフルバージョンを書こうとしたところ、スランプに陥ったのでTRACKをGeGに変更したそうです。

 

1曲目では、Yung XanseiのTRACKにエフェクトを加え、もともとのダークな雰囲気に相まって不協和音のようになっておりカッコ良かったです。1曲目はあえて途中で終わらせて次の曲へと進みました。

 

2曲目に入る前のMCでは、「ゲロ吐きそう」と、弱音をこぼすこともありました。

 

2曲目では、明るい曲調で前向きなリリックが多く見受けられました。後半からは子供についてのリリックがあり、感動的でした。しかし、Hookがあまり面白くないと感じました。

その後、1曲目を再開し、パフォーマンスを締めました。審査員からは、良いプロデューサーに出会えればもっと伸びると評価されていました。

 

week dudus

1曲目 「What's up man!」TRACK:Yamie Zimmer

2曲目 「Everyday is a new day.」TRACK:MURVSAKI

 

 3人目はweek dudus3rd STAGEでは3位通過し、4th STAGEではTOFUとの戦いを制しました。優勝候補の1人で、すでに売れていることもあり、とても期待されていました。

2曲目はTRACKを変え、弟のREMY FOOLが落ちたMURVSAKIのTRACKを使用していました。

1曲目では、高いパフォーマンス能力を示していました。韻を踏むところで被せていて、聴き心地がよかったです。

MCでは、自分は歌がうまい訳でもないし、天から才能を奪ったわけでもなく、ただ才能があるだけと語っていました。今日と明日は違う日だから、嫌なことがあってもその日のうちに忘れようという思いを2曲目に込めていました。

2曲目では、メッセージ性が強く、途中の早口ではスキルの高さを見せつけられました。一貫してライブの実力があり、とても盛り上げていました。

 

ralph

1曲目 「N.B.K」TRACK:Yung Xansei

2曲目 「Real talk」TRACK:MURVSAKI

 

4人目はralph3rd STAGEでは2位通過し、4th STAGEではItaqとの対決を制しました。優勝候補の1人で、1番期待値が高かったMCです。

1曲目は、3rd STAGEのリリックを変えずにそのままでしたが、鬼気迫る迫力があり、ただただ圧倒されました。しっかりとNew概念が刻み込まれました。

MCでは、「飛び跳ねる音楽よりも、肉の塊で顎を殴られるような音楽にくらった。同世代が飛び跳ねている間に地に足つけてやってきた。」と語っていました。

2曲目では、感情を込めて歌っており、他のラッパーとは段違いなほどにバイブスがすごかったです。

”スタアは死んだ 俺が殺した 凶器は研ぎ澄ましたこの詩だ”

Anarchyからも、「優勝できなかったとしても俺と曲を作ろう」と言われるほどの実力を発揮しました。

 

Itaq

1曲目 復活の日」TRACK:STUTS

2曲目 「運命」TRACK:Yung Xansei

 

5人目はItaq3rd STAGEでは4位通過し、4th STAGEではralphとの対決に敗れるも、Twitterを利用した投票で、敗者復活を果たしました。2曲目は変えると予めTwitterで告知しており、STUTSのTRACKを使用しました。

1曲目では、いきなり新曲を披露しました。早口なところが多く、途中で一回息が続かなくて詰まった場面がありましたが、とても耳に残るHookで、私は好きです。

2曲目では、3rd STAGEの曲を披露しました。全体的に落ち着きすぎている印象です。服装も含めて、最初に見たときのような驚きがあまりなく、少しインパクトに欠けているのではないのでしょうか。最後のシャウトも微妙でした。3rd STAGEのような狂気があまりなく、やばいやつ感が薄かったのではないでしょうか。

 

結果

楽曲部門

1位 ralph 40ポイント

2位 week dudus 35ポイント

3位 noma 9ポイント

 

パフォーマンス部門

1位 ralph 45ポイント

2位 week dudus  28ポイント

3位 noma 12ポイント

 

総合順位

優勝 ralph 85ポイント

2位 week dudus  63ポイント

3位 noma  21ポイント

 

感想

優勝はralphでみんな納得だと思いますが、個人的にはItaq復活の日にはとてもくらいました。思えば今回のラップスタアは全体的にダークな雰囲気で、最初からralph一色だったような気もします。今回は、G:ntTOFUを知れたのでよかったです。第5回ラップスタア誕生も行われるらしいので、要チェックです。

今日はこれで終わります。ありがとうございました。

 

投稿 2020年11月