両利きで良かったこと
おはようございます。ZOMと申します。
突然ですが、皆さんの利き手はどちらですか?
私は、両利きです。
今日は、両利きでよかったことを紹介します。
目次
両利きになった理由
私が両利きになったのは、とある事故がきっかけです。
小学校4年生くらいの時、自転車に乗って歩道を運転していると、車が飛び出してきました。その車に驚き、体勢を崩しました。その時、前輪付近に大きい石があり、それにつまずき派手に転びました。それを見かけた人が近くの学校に連れて行ってくれて、病院に運ばれました。それで、右手右足を骨折しました。右利きだったため、大打撃を受けました。完治一ヶ月くらいでした。
この時は活発な子供で、毎日ドッジボールなどの運動をしていましたが、骨折したので当然できませんでした。
しかし、どうしてもしたかったので、右足の怪我が治ってきた段階でドッジボールに参加しました。もちろん、怪我したら危ないので、外野でキャッチはせずにボールを投げるだけでした。クラスのみんなとしていたので、投げるのが苦手な女子の代わりに投げました。ただ、右手は治っていないので左手で投げました。利き手ではないため、全然威力がなかったですが、投げるのが苦手な女子よりは威力があったと思います。
そこからずっと左手で投げていたので、右手が治った頃には、右手も左手も威力が同じくらいでした。
それ以来、ボールを投げる時に、どっちで投げればいいかわからなくなったので、その時に手に馴染んだ方で投げるようにしています。
両利きでよかったこと
中学時代
中学校のときはサッカー部で、両利きはあまり活躍できませんでした。手は両利きでしたが、足は両利きではないので何にも使えなかったです。
高校時代
高校の時は水球部で、手を使う競技なので使う機会は多かったです。そもそも私は水球云々よりも、泳げなかったので、たいして活躍はできませんでした。最初から勝つことに拘ってなかったので本気になれなかったことも大きな原因です。
そんな中で、両利きであることは唯一無二のアイデンティティであり、アドバンテージでもありました。
私が、もし泳げて、水球を本気でやっていたなら間違いなく強かったと思います。そのくらい両利きにはポテンシャルがあります。
何がすごいのかと言うと、ボールに対する可動域が広がり、選択肢が多いことです。基本的に右利きが多いのですが、右利きだと、体の右半分くらいでしかボールを触れません。しかし、両利きだと、全範囲のボールに対応できます。とにかく強いです。ただ、自分は泳げなくてやる気もさほどなかったのであまり強くなかったです。ですが、誰も真似できなかったです。
日常生活
・スマホはどちらでも操作可能
・歯磨きもどちらでもできる
・食事の際に、箸を持つのに疲れたら手を変えられる。
・大体のものは近い方の手で触れる。
両利きで損したこと
これは水球での話になりますが、単純に選択肢が増えると言うことは、それだけ頭で処理するものの数が増えると言うことです。単純に他の人の2倍考えなければならないので、少し判断が遅れます。あと、味方からのパスが、思っていた方の手と違う方に来ることがあり、難しいです。コミュニケーションが大事です。
損したことはこれくらいです。
両利きになるには?
前提としてですが、両利きって言うのは概念なので、何ができるから両利きと言うわけではなく、大体の動作ができるから両利きであると言えます。すなわち、日常生活の動作をほぼどちらでもできるという状態になる必要があります。
① 利き手での動作確認
② 試しにやってみる
③ 利き手で再確認
④ もう一度やってみる
この作業の繰り返しです。特に難しいことはありません。一度に何度もするのではなく、日常として行います。例えば、箸を利き手と逆の手で使えるようになりたいなら、普段から箸を左手で使って、疲れたら右手で使います。これをずっと続ければ箸に関しては両利きになれます。期間は人によると思いますが、二ヶ月くらいでできると思います。
まとめ
両利きだからと言ってなんでもできるわけではありません。確かに私はほぼ両利きですが、できないこともあります。そもそもが右利きで、右手でできることを左手でもチャレンジしてできるようになりました。それなので、ノートに文字を書くのは、まだできません。
自分で書いていて思いましたが、あまりメリットがないですね。ハンドボール部とかだと大活躍できると思います。
両利きに似ているもので、クロスドミナンスと言うものがあります。これは、動作によって利き手が変わることで、両利きとは少し違います。
両利きになって損することはありませんが、大した恩恵もありません。左利きの方であれば、右利きになるメリットがありますが、右利きの方は、ほぼメリットがないのでおすすめしません。
今日はこれで終わります。ありがとうございました。
投稿 2020年5月25日
修正 2020年9月19日