マルチ商法に遭いかけた体験談
おはようございます。ZOMと申します。
私は、ブログの宣伝のためにTwitterをしているのですが、ネットビジネスをしている人と繋がることがよくあります。
そういった方から挨拶をされることがよくあるのですが、ほとんどが
・自分のLINE@の宣伝
・同じ目標を持つもの同士での通話の誘い
・人脈作り
です。自分の宣伝のためで、断ったり話が合わないと思われると無視されます。
たまにいろんなことを聞いてくる方もいますが、最終的にはLINEの宣伝をされます。
それはいいのですが、最近、マルチ商法に遭いかけたので、今回はそれについてお話しします。
きっかけはTwitterでした。
ある日、Twitterに一通のメッセージが届きました。
「はじめまして!私がやっているコミュニティで、スキルを身に付けながら実際に収入を得ることができます。興味はありませんか?(一部省略)」
実際に収入を得ることができるという点に興味を惹かれ、話を聞くことにしました。
ざっくりとした内容は、
・週4回のオンラインレクチャー
・それを基にアフィリエイトビジネスを行い収益を得る
らしく、細かいことは文面だとわかりづらいので電話をしたいそうで、早速LINEを交換しました。
LINEで、流れについて説明があり、
・まずは2人で通話してお互いのことを知る
・別日に、経験が多い人を含めて3人で電話。その際に細かいことを説明
するとのことでした。
そして月日は流れ、電話当日になり、お互いの自己紹介を行い、軽く活動内容などを聞きました。話はアバウトで、詳しくは次回にするそうでした。ここで、
「何か質問はありますか?」
と聞かれた。私は、「このコミュニティの名前は何ですか?」と聞きました。
それもそのはず、一番大事な名前を聞いておらず、情報が欲しかったので聞きました。
「あ、忘れてました。このコミュニティの名前は○○です。」
と返される。一番大事な部分を忘れるものなのかと思い、怪しくなってきた。そこで、検索しようとした次の瞬間、
「先回りするようで申し訳ありませんが、調べてもあまり意味はないと思います。最近設立したばかりで、情報が少ないので。」
と先手を打たれた。言っている内容に筋は通っているが、どこか調べて欲しくなさそうな雰囲気を感じた。怪しい。そう思いながらも、次回の予定を立て、終了しました。
別日、電話の時間になりました。
もう1人の方と軽く自己紹介をして、本題に入りました。
どうやらこのオンラインサロンでは、
・トークスキルを磨く
・人脈作り
ができるようです。
問題はここからでした。
「では本題に入るのですが、まず入会金として3万円が必要になります。」
「はい?」思わず声が出る。
「一般的なオンラインサロンだと、30万円くらいかかるのですが、このコミュニティは学生向けなので、3万円という価格に設定しています。」
驚いたのは、そもそも有料だと聞かされていなかったからである。こういうのは、最初に有料コミュニティであるのを伝えるべきではないのか。そう思ったからだ。
確かに金を払わずして金を得るのは難しい。私はそれを理解しているが、金を払わずに金を得るというのが目標なので、金を払う気など毛頭ない。
この時点で、話を聞くつもりはもうなかったが、最初の方に言っていたアフィリエイトでは、何をするのか気になったので、もう少し話を聞くことにした。
「この3万円と言うのは、25,000円がノウハウ、コンサル代で、4,400円がサロン代です。こんなに安いのは、仲間を増やすためというのもあります。人脈作りや自己成長ができると思います。」
「仲間を増やすためなら無料でもいいのではないですか?」と質問。
「それはそうなんですが、無料だと価値を感じづらくなりますし、誰でも入ってくるようになってしまいます。また、特典として、事務所を利用できます。」
なるほど。それは一理ある。確かに無料のものに価値は感じづらい。
「それで、どうやって稼ぐんですか?」
「まず、入会したら、新しい会員を勧誘します。すると、私とZOMさんのもとに紹介料としてお金が入ってきます。それが収益になります。このようにして稼いでいきます。」
完全にねずみ講とやっていることが同じだと思い、
「悪い言い方になりますが、それはねずみ講と何が違うのですか?」と聞くと、
「人脈作り、自己成長、事務所の使用など、特典がありますし、そういった点で違うと思います。」
それでもやっていることは、上の人が得をして、下にいる者が頑張らなくてはならないので、私は好きじゃないです。不労所得が得られるとしても、私はしたくありません。それに、何だか人を騙すみたいで印象も悪いです。
そもそもオンラインサロンの名前も、金額も最初に伝えないのは怪しすぎます。
そこから何度かやりとりがあり、通話は終了しました。
おわりに
怪しいと思ったら断りづらくても断りましょう。特に、実態の掴めないものや犯罪の可能性があることは避けましょう。自分なら大丈夫だと思っていましたが、結構危ないところまで行った気がします。
今日はこれで終わります。ありがとうございました。
投稿 2020年6月24日
修正 9月24日