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フリースタイルダンジョン終了について思うこと

おはようございます。ZOMと申します。

 

フリースタイルラップシーンの火付け役となった番組「フリースタイルダンジョン」が7月1日に幕を閉じました。

 

私は、2代目モンスターになってから番組を見始めたのですが、とても思い入れのある番組なので今日はフリースタイルダンジョンについて思うことを書きます。

 

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いらすとや

 

フリースタイルラップブームの火付け役

フリースタイルラップの人口は、年々増加傾向にありましたが、この番組がきっかけで始めた人や好きになった人が多いのではないでしょうか。人口が多ければ良いというわけではないですが、影響力が大きいことは確かだったと思います。

 

ラップの地上波進出

もともとラップはアンダーグラウンドのイメージが強かったですが、だんだん地上波にラッパーが出ることが増えてきたように思われます。初代モンスターがMUSIC STATIONに出たこともありました。

 

草問題

HIPHOP業界で大きな問題として草があります。草を吸うラッパーが多いイメージがありますが、テレビに出るとなると、クリーンなイメージが必要になります。

 

終了理由

原因は、レギュラー陣の不祥事です。立て続けに2人も逮捕されたとなると、番組を継続する訳にはいかなくなります。個人的には、草を吸っていると言っているラッパーを起用しておいて逮捕されたから番組終了と言われても納得できないです。それと同時に、自分の立場に伴った責任を理解できていないUZI漢a.k.aGAMIにはがっかりです。ポリスをうまく撒けてないです。

  

 

モンスターについて

初代、二代目、三代目とモンスターがいましたが、それぞれ負けが続くと叩かれたりしていましたが、良い活躍をしていたと思います。ただ、フリースタイルダンジョン以外の場で、モンスターと名乗ったりしていると冷めます。あくまでもただの1番組のレギュラーなのに、それをあたかもHIPHOP業界での偉大な存在みたいな言い方をしていて、少し残念です。

 

番組の迷走

視聴率を取るためか、変化を加えようと余計なことをすることがよくありました。レギュラーの素顔に迫る茶番や、3代目に入ってからのシステムなど、他にもあげればありますが、やや迷走しているようにも見えました。

 

レゲエ枠

2代目モンスター時代の途中で、レゲエ回がありました。これは、レゲエvs HIPHOPでの戦いで、レゲエ界の大物たちがフリースタイルダンジョンに乗り込んできました。結果的にモンスター側(HIPHOPが勝ちましたが、レゲエは大きな衝撃を与えました。そこから月日は流れ、3代目モンスターにレゲエ枠としてJUMBO MAATCHが加入しました。最初は視聴者も否定的でしたが、U-mallowとの一戦で掌を返され出しました。レゲエの魅力として音楽性の高さがあります。ラップは語りをメインとしているのに対し、レゲエは歌がメインになっています。そこでのスタイルウォーズがあります。

個人的には、ラップバトルは相手の話にアンサーを返して試合を組み立てていくものだと考えているので、即興性の無いレゲエはラップバトルとしてみると好きではありません。レゲエとHIPHOPの境界線は超える必要がないものだと思います。

 

ハイスクールダンジョンについて

フリースタイルダンジョンの高校生版のハイスクールダンジョンですが、個人的にはいらないと思います。そもそもフリースタイルダンジョンは、ラスボスを倒してプロップスと賞金を手に入れるのが目的ですが、ハイスクールダンジョンでは、難易度が低く、モンスターとは名ばかりの若手ラッパーしかいません。この番組で得られる賞金は少なく、おまけに大したプロップスも得られません。

高校生のラップと言えば1番に思いつくのは高校生ラップ選手権ですが、そこで優勝すらしていないラッパーがモンスターっていうのは残念です。せめて優勝者がモンスターを名乗って欲しいです。

 

おわりに

番組の終了はとても残念です。最近上がりかけてきたHIPHOPの印象が下がってしまいそうです。今後は、フリースタイルダンジョンに代わる番組があるそうですが、あまり期待はできなさそうです。

今日はこれで終わります。ありがとうございました。

 

投稿 2020年7月6日

 

修正 2020年9月28日