【おすすめ】ジョジョの奇妙な冒険7部
おはようございます。ZOMと申します。
今日は、ジョジョの奇妙な冒険７部（STEEL BALL RUN）を読んだので、その感想を書きたいと思います。ネタバレ要素を含みますので、まだ読んでおらず、内容を知りたくないという方は、見ないことをお勧めします。
目次
あらすじ
舞台は、前作でプッチ神父の能力により一巡した世界。主人公ジョニィ・ジョースターは、天才ジョッキーだったが、2年前に事故で下半身不随になってしまう。そこからクソみたいな生活を送るが、とある大会でジャイロ ・ツェペリと出会う。その大会とは、人類初の、馬を使って大陸を横断するレース「STEEL BALL RUN（SBR）」だった。だが、そのレースには真の目的があった。陰謀渦巻くレースの中で、次々とスタンド能力を発現させる選手たちに待ち受ける運命とは！？これは、ジョニィが歩き出す物語だ。肉体的にではなく、精神的に。
魅力的なキャラ
悪の主人公！？ジョニィ・ジョースター
ジョジョの主人公の中では、かなり性格が悪いキャラです。敵であるリンゴォ・ロードアゲインに、「漆黒の意思」を持っていると言われていました。2年前の下半身不随を引き起こした事故も、半分くらいはジョニィの自惚れと性格の悪さが原因でした。スタンドも凶悪で、最初は「ただの爪を飛ばす攻撃」でしたが、最終的には「絶対殺すマン」と呼ばれるくらい凶悪になりました。黒い一面がジャイロとの対比で際立っていました。また、歩けない主人公と言うのも珍しいです。
最高の相棒 ジャイロ・ツェペリ
ジャイロは序盤にジョニィに鉄球の秘密を求められ、最初は拒んだものの、レースは共闘が大事だと気づきジョニィにLessonをします。ジャイロのLessonでジョニィは徐々に成長していきます。自分とはあまり関係のない少年を助けるためにレースに参加するカッコよさは目を見張るものがあります。ギャグ線が高く陽気で、落ち着いたジョニィとは対照的ですが、ジョニィの師匠として活躍します。
頼れる中立キャラ ホット・パンツ
７部で一番好きなキャラです。スタンド「クリーム・スターター」は攻撃・回復・変装と幅が広く便利な能力です。男だと思われていましたが、実は女でした。物わかりがよく、自分の肉を盗んだと思われるジョニィたちを攻撃しますが、犯人でないとわかると素直に立ち去ります。最期はディエゴ・ブランドー（ディオ）と共闘して大統領を追い詰めましたが、やられてしまいます。
えげつない大統領 ファニー・ヴァレンタイン
最初はブサイクでしたが、だんだんイケメンになりました。スタンド「Dirty Deeds Done Dirt Cheap (D4C)」（いともたやすく行われるえげつない行為）は凶悪で、まさに不死身でチートの能力でした。目的遂行のためなら犠牲は仕方ないと考え、多数の犠牲を出しました。最後はジョニィと取引しようとしますが、やはり裏切り、Dioを別世界から連れてきてジョニィを追い詰めました。結果的にやられはしましたが、どこまでも抜け目のないキャラでした。ラスボスとしてふさわしい能力と頭の良さ、そして覚悟を持っています。
他にもいるよ 魅力的なキャラ
ディエゴ・ブランドー、ウェカピポ、ポコロコ、サンドマン、ルーシー・スティール、マウンテン・ティムなど魅力的なキャラが多数登場します。スタンド能力が豊富で、見ていて飽きません。
レースと遺体の行方
「聖なる遺体」を求め、レースと並行して遺体の奪い合いが起こりました。遺体を求めてスタンドを使った戦いがあらゆる場所で起きました。「レースで優勝する」「遺体を全て手に入れる」両方やらなくちゃあならないのが辛いところです。面白いのが、戦いながらもレースでは勝たなくてはならないところで、遺体の獲得を優先し、レースを辞退する人もいました。
黄金の回転
ジョニィが知りたがっていたジャイロの鉄球には秘密があり、回転の力を利用することで、力を得ることができました。一朝一夕には会得できない技術をジョニィはギリギリの攻防の中で修得していきました。そして最終的には、見事「黄金の回転」を使うことができました。今作では「回転」が大きなテーマでした。「回転を制するものは勝負を制す」と言うくらい重要な存在でした。
おわりに
とても面白かったです。最初は弱かったジョニィも、ジャイロと出会い「回転」の秘密を知ることで、だんだん成長していきました。また、物語のほとんどが馬に乗りながら進行していきます。常に動き続けているので、躍動感がありました。「回転の秘密」や「聖なる遺体」など、面白い要素が多数存在しており、とても素晴らしい作品でした。皆さんも、ぜひ見てみてください。
ジョジョの奇妙な冒険の公式アプリで、コインを使って読むことができます。
今日はこれで終わります。ありがとうございました。
投稿 2020年6月19日
修正 2020年9月24日
