【おすすめ】ジョジョの奇妙な冒険6部
おはようございます。ZOMと申します。
今日は、ジョジョの奇妙な冒険6部「ストーンオーシャン」を読んだ感想を書いていきます。ネタバレ要素がありますので、これから読みたいという方で、ネタバレしたくないというかたは、ご遠慮ください。
あらすじ
舞台はアメリカ。主人公の空条徐倫が逮捕されるところから物語は始まる。事故を起こしたとして捕まったが、実は事故ではなく陰謀だった。陰謀に気づいた父親の空条承太郎は娘を救いに刑務所へ駆けつけるが、敵の策略に嵌ってしまう。徐倫は、承太郎からもらったペンダントの影響でスタンド能力に目覚め、陰謀を阻止しようとする。黒幕は誰なのか。目的は一体!?
面白かったところ
舞台のほとんどが刑務所で、他の漫画では見られない魅力がありました。刑務所のルールや取引など、面白い点が満載でした。刑務所にいるから悪い奴かと思ったら、実はそうでも無かったり、それぞれに目的があり、キャラに対して引き込まれました。
ラスボスであるプッチ神父は割と序盤から登場しており、なぜ神父がそんなことをするのかなど、気になる点がたくさんありました。刑務所は、いわばプッチの庭のようなもので、徐倫にとってはかなり不利で、常に追い込まれていましたが、それでも打ち勝つ精神力や、次々と手段を講じるプッチ神父の手数の多さも面白かったです。
魅力的なキャラ
主人公である空条徐倫や、エルメェス、アナスイ、ウェザー、エンポリオなど、魅力のあるキャラが多数登場します。敵キャラも魅力的で、フー・ファイターズやプッチなど、個性溢れていて、面白いです。
能力の面白さ
ジョジョには、スタンドと呼ばれる特殊能力が存在します。能力を駆使して戦闘を行いますが、面白い能力が多数登場します。
後半で登場するウンガロの「自由人の狂想曲(ボヘミアン・ラプソディー)」は創作物のキャラクターを現実世界に出現させる能力(一部省略)で、なかなか面白いです。徐倫の「ストーン・フリー」は自分の体を糸に変化させる能力で、魅力的でした。ウェザー・リポートは天候を操る能力で、蛙までも呼び出せました。プッチ神父の「メイド・イン・ヘブン」は壮大で、まさに無敵のスタンドでした。
賛否両論のラスト
ラストは、結局、承太郎も徐倫もプッチ神父を倒せずに、意外にもエンポリオが倒しました。主人公がラスボスを倒さないのは珍しいですよね。まあ、ジョジョは過去作も大体倒していないのですが、明らかに敗北したのはこの部だけでした。結局、世界が一巡したので徐倫やアナスイなど、エンポリオ以外は消えてしまいましたが、最終的にはパラレルワールドで出会えたのでよかったです。
おわりに
結末を知っていても読むべし。世界が一巡したとかは、読む前からすでに知っていたのですが、どういう経緯でなったかとかは見たほうが絶対に面白いです。過去作を知っていればさらに楽しめますが、ジョジョを読んだことがない人でも読める作品です(絵のクセは強いので注意)。
ジョジョの奇妙な冒険の公式アプリで、コインを使って無料見られるので、何日かかけて読破することをおすすめします。初めてジョジョシリーズを見るという方は、1部か3部から読み始めることをおすすめします。6部だけでも十分楽しめますが、それまでの内容を知っているとさらに楽しめます。絵のクセが強いので、アニメ版で見るとわかりやすいと思います。
今日はこれで終わります。ありがとうございました。
投稿 2020年6月8日
修正 2020年9月21日